これまでの挑戦者たち、集まる。これからの挑戦に向けて


結局のところ、「学際」とは挑戦にほかならない。

残念ながらというべきか、普通に研究しているぶんには、他分野と出会う機会はほぼない。

そういう制度を研究者自身は作ってきたのだ。

それもあってか、今、世間では「総合知」が叫ばれてはいるが、

「学際」をやろう!「総合知」をやろう! として、

我々は学際的なワークショップを開催したんじゃあない。

確かに、今、我々研究者は特定の○○分野、○○領域にラベル付けされてはいるが、

それはある意味後付け。

まず先にあるのは研究者としての純粋な「問い」なのであり、

自分の「知りたい」に誠実になれば、あるいは、何らかの課題を本気で解決しようとすれば、

自ずと「学際」になるものなのだ。